「TRICKシリーズ」や「結婚できない男」など、最近ではNHK BSプレミアム「遙かなる山の呼び声」も気になっている方はいるのではないでしょうか?
今回は俳優で魅力ある存在感を醸し出す『阿部 寛』を掘り下げます!
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俳優『阿部 寛』とは。
所属プロダクション | 茂田オフィス |
生年月日 | 1964年6月22日(54歳) |
出生地 | 神奈川県横浜市神奈川区 |
身長 | 189 cm |
血液型 | A型 |
職業 | 俳優、モデル |
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台、ファッション |
活動期間 | 1983年〜 |
経歴 | 1983年:モデルデビュー、1983年:コンテストで優勝、1987年:俳優デビュー |
配偶者 | 既婚 |
始まり
大学(中央大学理工学部電気電子情報通信工学科)在学中の1983年、なんと優勝賞品である車ほしさに「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」に応募して優勝したことから始まる。
以降、雑誌『ノンノ』『メンズノンノ』のカリスマモデルとして活躍することとなる。
当時はモデルとしての人気が絶頂。バブルも絶頂時代!
そんな時代背景の中、人生を狂わせることとなる「投資用にマンション購入」によりなんと数億円の大借金を抱えてしまう。
モデルから俳優へ
1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー。
理由は、当時人気アイドルだった南野陽子と共演できるから。
車欲しさにモデルとなり、サイン欲しさに俳優になったような印象ですが、そこが独特な雰囲気にも通じる"阿部寛"の魅力にも思えてきます。
ここから俳優を主として活動するも、ファッションモデル出身という肩書きと顔立ちから、ありきたりな二枚目の役しか与えられなかったらしい。
更に、背が高すぎるため女性とのツーショットが撮りにくいという問題も浮上。
次第にドラマの仕事が減っていき、大きな焦燥感に駆られ、3年間は仕事に恵まれずパチンコで生計を立てていたとの事。
あの"阿部寛"ですら、当時はバラエティ番組『あの人は今!?』の取材対象にまでなってしまった。
下積みでの俳優
バラエティ番組『あの人は今!?』の取材対象になってしまったことから一念発起。
名前のつかない端役にもかかわらず、高倉健が主演するという話を聞くと、出演を希望。
何か小さいことでもヒントを得ようとした俳優としての下積み時代が始まる。
そしてこの頃くらいから、古武術を始めていたことがきっかけとなり後の仕事へつながる。
芸能界で成功する秘訣は "チャンス" "出会い" "ご縁" "運" などと言われていますが、第一に技術や能力が結果を出す世界であることに変わりはないのですね。
物事がうまくいかない時は、周囲に原因があるのではなく自分自身の問題を見つけ、自分自身の努力へ舵を切る事が重要です。
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着実な努力と実績
脇役として着実に実績を重ねていく。
1993年には舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』でバイセクシュアルの部長刑事役で主演。
1994年には『しのいだれ』(細野辰興監督作品)で、憧れだった役所広司と共演を果たし、『凶銃ルガーP08』と2本併せて日本映画プロフェッショナル大賞・特別賞を受賞。
1995年にはNHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』で有能な老中松平乗邑役を演じたのを皮切りに、時代劇への出演も増え、特に大河ドラマにはその後『元禄繚乱』(1999年)、『武蔵 MUSASHI』(2003年)、『義経』(2005年)、『天地人』(2009年)などで重要な役どころとして立て続けに出演。
古武術という新しく身につけたスキルが結果につながっていった。
俳優『阿部寛』
2000年、仲間由紀恵と共演したドラマ『TRICK』で再ブレイク。
劇中で自身のモデル時代の写真を自虐ネタとして多用するなど、徹底して三枚目の役を演じ、新しい俳優としての存在感が形となる。
その後、テレビドラマ『結婚できない男』での演技が、「2006年上半期がんばった大賞」で、FNSがんばった大賞を受賞。
ついには、バブル時代に作った数億円の借金を返し終えた。約20年かけての完済であった。
2012年には、映画『テルマエ・ロマエ』にて、『古代ローマ帝国の浴場設計技師』を演じきり、第34回ヨコハマ映画祭 主演男優賞、第55回ブルーリボン賞 主演男優賞、第36回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞』を受賞。
あとがき
俳優『阿部寛』について掘り下げて見ました。
最強の精神力と持久力、そして想像を超えた努力家といっても過言ではない印象です。
作品を観ていても引き込まれる魅力の裏には、このような歴史があったのですね。
いかがでしたでしょうか?波乱万丈な人生の中に確かな努力がしっかりと感じ取れた阿部寛さんの特集でした!
みなさんもぜひ、自分自身のオーディションへ役立ててください!